2016年08月04日

小池新都知事初登庁&安倍首相と会談

状況が意外に早く展開しているので、2日からのニュースをまとめて記載します。

まずは8月2日に小池新都知事が初登庁しました。服は戦闘色の緑ではなくて、白いスーツに青いインナーで、テレビでも話題にされていましたね。
「今はブルーオーシャン(青い海)の静かな気持ちで、都政にまい進したい」と。

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都議会自民党に対しては「お互い都民の代表ですから、都民にとって必要なことは必ずどこかで接点が出てくるはず。ゆっくりお願いしていく」と、対立モードをトーンダウンさせ、現実的に対応する姿勢を見せました。知事室には新知事の名前にちなんで、百合の花が飾られる配慮が見られました。

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でも、あいさつ回りでは、自民党控室にいた都議はたった二人だけで、それも「たまたまいたから対応した」とか。他にも自民党所属の議長さんが小池さんと一緒の写真を拒んだりして、なんか大人げないですねえ。さて、うわさの「都議会のドン」といわれるこの人↓はどうなるのでしょう。

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と思ったら、今日(4日)、都連の幹部5人が辞職したというニュースが流れました。もちろん、この人もアウト!

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石原伸晃都連会長

自民党推薦の候補者が大敗したというのに、「今でも増田さんが都知事に最もふさわしいと思っている」とか「本当の責任者は自民党の幹事長(怪我で入院中)なのだ」とか、恥ずかしい言動を繰り返しています。往生際が悪いというか、潔さのかけらもないことに、なんとも呆れてしまいました。

リンゴの芯に集中する蜜は甘いのでしょうけれど、その芯がすでに腐っていることにさえ気づかないのなら、一度その芯の中からお出になったほうがいいでしょう。

また、父親に応援を求めることの愚かさにも気づくべきでした。慎太郎氏は前回の都知事選前に、小池氏に立候補を勧めたそうですが、あなたの父親は正しかったのです。それを、息子のために彼女の悪口を言わざる負えなくした、それによって人々の顰蹙を買ってしまった、息子として「申し訳なかった」と思っているのでしょうか。

伸晃氏は、慎太郎パパに土下座して謝るべきなのです。それさえわかっていないとしたら、もはや救いようがありません。

では、次のニュースに移りますが、五輪担当相に丸川珠代氏が就任されました。都知事選で、増田候補の選挙応援をして、かなり小池氏のネガティブキャンペーンをしていたことで、各ワイドショーが「二人はうまくやっていけるのか」と問題にして、取り上げていました。そこは「それぞれの立場がありますから」と、小池氏もあまり気にしていないようです。女性同士でうまくやっていけるのではないでしょうか。

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最後に、安倍総理と小池新都知事の初会談が今日午前中に行われました。思ったより早かったですね。もうすこしかかるかな、と思っていたので。都知事選では「自民党もきつい一本を取られました」とさすがに安倍さんは大人の対応をみせていました。

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この雰囲気だと、小池さんの処分はなさそうですね。あっても「訓戒」みたいな軽いものかな。どうやら自民党から除名することはなさそう。ということは、小池新党もナシってこと? 安倍さんはイヤでしょうからね。彼女に新党なんか創られて、選挙に刺客を送られたら「小泉劇場」の再演になってしまいますものね。

でも、長期政権にはどうしても「驕り」がでてきますから、将来的には自民党に対抗し得る新党の存在は必要だと思うのです。民進党は政策がぶれまくって、万年野党になりそうですし。

当面のところ、小池新知事には強力なリーダーシップを発揮して、「都連のドン」退治(辞職しても影響力が残る場合がありますから)と都政の透明化などに頑張っていただきたいと思います。


posted by orion at 22:29| Comment(2) | TrackBack(0) | 都知事選

2016年08月01日

小池氏圧勝! 新都知事誕生

昨日は午後8時を過ぎたら、即、小池氏当確のニュースが流れて「わっ、はやっ。もう決まっちゃったの?」と唖然としてしまいました。接戦かと思いきや、2位の増田氏に大差をつけての圧勝。

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結果的に投票率が59.73%になり、前回比13.59p増で、無党派層がかなり投票所に足を運んだのですね。その約半数は小池さんに投票しており、自民支持層の票も、増田さんより小池さんのほうに多く流れていたとか。野党支持層からも一定の割合(20%前後)で票を獲得していました。最終得票数は以下のとおり。

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2位に100万票以上の差をつけていますね。まさに圧勝、おめでとうございます。小池さんを敵視していた都連もびっくりしたのではないでしょうか。これは責任問題になりますよ。会長の石原伸晃さん、どうするのでしょう。お父さんまで増田さんの応援に担ぎ出したのに、かえって逆効果になってしまいましたからね。

自民党本部はどうするのかな。小池さん除名するの? それとも、処分保留でお茶を濁すのでしょうか。

それにしても、安倍さんはこれまで小池さんを冷遇しすぎたと思います。総裁選での恨みをいつまでも引きずっていると、小池さんだって冷や飯食いから脱して、自ら運命を切り開きたい気持ちにもなるでしょう。もう若くはないのですから、最後のチャンスだと思ってね。

結局、安倍総理が増田氏を応援に行かなかったのは正解だったということ。もう勝てない、と見切りをつけたのでしょう。今後、安倍さんと小池さんとの関係がどうなるのか、その距離の取り方が注目されます。

私としてはこの際、290万票の支持票をバックに新党を創って、政界を刷新してほしいと思っています。今すぐにではなくても、来年でもいいですから。自民党に残っても、彼女の役割はもうないと思うし、表面的に仲直りしても、しこりは残るに違いありませんからね。

がんばれ、小池新党! ってまだはやい?

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(註) デフォルトの文字が小さいと思うので、見にくい方は表示を125%か、150%に拡大してご覧ください。

posted by orion at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 都知事選

2016年07月29日

今週の『文春』と『新潮』が見たい!

都知事選はいよいよラストスパート! 投票日まであと2日となりました。前回に引きつづき、今日〜月曜日あたりまではこの話題で押してみようと思います。前回の記事で石原父が「私が彼女に(都知事選に)出たらいいなんて言ったことは毛頭ない。本当に虚言癖で、困ったもんだ」と全面否定した、という話がありましたが、この発言に対して小池さんが反論していましたね。うそじゃないって。

前回の都知事選(舛添氏当選)のとき、石原さんは確かに小池さんに出馬の打診をしたそうです。それも息子に関連する事業(芸術・絵画?)を猪瀬(元都知事)さんが止めてしまったから復活させてほしい、って頼まれたとか。
「いいお父さんですね」って小池さん、皮肉よね? 石原パパ、記憶にないのかな。ぼけちゃったのかな。
小池さんを侮辱するよりも、むしろ褒めたほうが寛容な印象を与えて、マイナス効果は回避できたと思うのですが、もうあとの祭りですね。石原さん、嫌いじゃなかったのに、ちょっとがっかりした。

ところで、昨日の週刊誌(『文春』と『新潮』)の新聞広告、見ましたか? 『新潮』が爆弾投下? 鳥越さんもきれいな女性の前では「君子豹変す」(悪いほうに)ということなのでしょうか。『文春』では「都連のドン」について書かれているようです。見出しはこんな感じ。

『週刊新潮』
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13年前の「被害女性」証言記録(「週刊文春」淫行疑惑が封印を解いた)
突然巻き起こった「女性スキャンダル」を、鳥越俊太郎氏は事実無根のひと言で片付けた。しかし、何ら説明もせず、週刊文春の記事すべてを否定して世間を納得させられるのか? 本誌は2003年の夏、彼にくり返し言い寄られ、拒めなかったと嘆く女子大生本人の証言を録取している。さる事情により、記事化を見送らざるを得なかったが、今回の報道によりその封印は解かれた。鳥越氏の潔白を信じられるかどうかの判断材料のために、13年前の証言を掲載する。


な、なんかすごいことになってきましたね。鳥越氏は『文春』につづいて『新潮』に対しても、告訴の手続きをしたとか。人気のある著名なジャーナリストが「晩節を汚す」ようなことにならなければよいのですが、さて、どうなりますことか。

『週刊文春』
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小池百合子に「どっちが上座かわかっているのか」
都議会のドン(内田茂 77)「黒歴史」
■新知事の「クビ」と「都連資金10億円」を握る自民都連幹事長
■遺書に「内田、許さない」自殺都議の遺族が告発
■舛添と一緒 毎年「事務所費100万円」が娘に還流
■教師殴って高校中退「テキヤ」「雀荘経営」から「鳩山家の下足番」
■監査役企業が「東京五輪施設」を逆転受注 売り上げは五割増


どっちが上座か〜 って、こ、こわいオヤジ。都議?
あらー、人ひとり死なせちゃっているんですか! これ、罪にならないの?
3番目と5番目はどう? 法に触れないのかしら?

そうとう胡散臭いオヤジじゃないですか。この人が都知事候補の決定権を握っているんですか? まあ、石原氏の息子さんも腹に一物ありそうですが、なんかイヤですねえ。前回の舛添氏だって、自民党から出て行った人なのに推薦するなんて、もともと無理があったのではないでしょうか。

今回の増田さんだって、政見や思想信条が自民党とは合わない気がするのですけれど、安倍総理には決定権がないんですかね。とにかく、一党に推薦一人だと、有権者の選択権が狭められるから、しぶしぶ投票なんて人もけっこういるんじゃないですか。むしろ、

政党が出したい人よりも、国民・有権者が出してほしい人を

と言いたいです。できれば複数人出してほしいと思う。それだと、票が割れて勝つのが難しくなるからダメってことなのでしょうか。都連会議でも、自ら立候補します、って言えるような自由な雰囲気はないようで、一部の幹部たちが独断で決めるのが常態化しているのでしょうね。ですから小池百合子さんみたいな人が出てくると、徹底的に叩かれるわけですね。なんとか改善してほしいものです。

タイトルの話に戻りますが、久しぶりに上記の週刊誌を二誌とも買いに行きたくなりました。週刊誌を買うのも何年振りかですが、ここのところがんばってますからね、週刊誌のほうは。テレビだと、なんか裏の力が働いているようで、誰の意見も眉唾的に聞いてしまいます。

都知事選も明日が最後ですね。各候補者とも気合を入れてがんばってください。

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2016年07月27日

都知事選加熱! 石原父子が問題発言?

都知事選に関連して石原慎太郎(元都知事)氏が息子の伸晃さんを援護射撃して、小池百合子氏を批判したようです。でも、その内容にびっくり! えっ、こんなこと言うんだ、ってちょっと唖然としちゃって。やっぱり石原氏も息子は可愛いんですねえ。発言が下品な気はしますが、どうなんでしょう。このニュースは複数の社から配信されており、ネットでも話題になっています。

■ 石原親子が小池氏批判=「自民の人間でない」「うそつき」
(時事通信 7月26日配信)

「小池氏は自民党の人間ではない」。自民党東京都連の石原伸晃会長は26日、党に反旗を翻す形で東京都知事選に出馬した小池百合子元防衛相を厳しく批判した。党本部で開かれた増田寛也元総務相の決起大会での発言。同大会には石原氏の父親の慎太郎元都知事も駆け付け、「あの人はうそつきだ」などと小池氏を酷評した。

 伸晃氏は「小池氏は私がいない時に推薦依頼を持ってきて、私がいない時に推薦依頼を引き取っていった」とも指摘。党籍を残したまま都連への批判を繰り返す小池氏を「わがままだ」と断じ、増田氏への支援を呼び掛けた。

 慎太郎氏は「私の息子も苦労しているが、都連の会合に一回も出てこずに、都連がブラックボックスなんて言ってはいけない」と伸晃氏を援護射撃。「厚化粧の女に(都政を)任せるわけにはいかない」と脱線気味に訴えていた。

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他社の記事抜粋

■ 石原慎太郎氏が鳥越氏を「売国奴」、小池氏を「大年増の厚化粧」「うそつき」めった斬り(サンケイスポーツ 7月26日配信)

 (前略)小池氏への批判は、さらにヒートアップした。「もうひとり、大年増の厚化粧がいるんだな。これが困ったもんで、あの人はうそつきだと思いますね」とバッサリ。
 小池氏が、前回(2014年)の都知事選で石原氏に出馬を促されたとの趣旨の発言をしているとした上で「私が彼女に出たらいいなんて言ったことは毛頭ない。本当に虚言癖で、困ったもんだ」と全面否定。

さらに「ここに私の息子がいて苦労している」と、傍らに座る東京都連会長の石原伸晃経済再生担当相(59)を指して会場を笑わせてから、「都連の会合に1回も出ないで、『ブラックボックス』なんて言っている」と小池氏を非難した。政界を引退してから1年半たつが、“慎太郎節”はまだ健在だ。

 伸晃氏も父に呼応するように、「今日をもって、小池候補は自民党の人間ではないと思っている」と“追放宣言”を行った。

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■ 小池百合子氏、石原慎太郎氏の“暴言”に余裕…「大年増の厚化粧」に「慣れてる」(デイリースポーツ 7月26日(火)配信)

(前略)これを受け、夜に十条駅前で小池氏が行った街頭演説に応援弁士として参加した若狭勝衆院議員(59)は、壇上で「僕は非常に悲しい。石原慎太郎さんが小池さんのことを『厚化粧の大年増』と言ったそうです」と落涙。「増田候補を応援する集会において、政策などについていろいろ言うのはかまいません。しかし、ここで言うのもはばかられるような言葉を言うのは許せない」と怒りをあらわにした。

 続いて登壇した小池氏は「先ほど、若狭さんが男泣き…。申し訳ないですよ、男を泣かせちゃったんだから」と冗談めかして笑顔。「我々そういうの、慣れてるんですよ。しょっちゅうなんですよ。むちゃくちゃひどいこと言われるの」と余裕の表情で続けた。

 さらに「私はだからこそ、今回は都知事に通って、女は聞き分けがいい、使い勝手がいいなんてことは絶対に思わせない!」と宣言。「いつの間にか男同士の密室で会議が行われて、結論が出されて、日本が正しい方向に行っていたでしょうか?

 おっさんの論理でこれからも日本が突き進むのでありますか? 日本はおっさんの論理でずっとやっていけば、必ず他の国にもどんどん追い越される」と、チクリとやり返した。

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記事閲覧者のコメント:

★ なんか石原親子にがっかりだな

★ 推薦の受け渡しとか、化粧の濃さとかどうでも良い。
政策批判はどうした? できないのかw

★ もう手遅れ。
小池を中傷したって増田の票は伸びないよ。

★「厚化粧の女に任せるわけにはいかない」って。。。
かなり酷い差別発言でしょ、これ。
ますます都民の怒りを買い、小池さんに票が流れるだろうな。
 
★ >厚化粧の女に
完全なセクハラ。この人はとうとう最後までそういうことがわからない人だったな

★ 増田氏が負けた時は石原は責任をとるべき

★ 結局、都連の都合しか気にしてなくて、都民の目線が全く無い発言になってしまってますね。

★ あらまぁ〜おふたりで誹謗中傷
この親子の見方が変わったわ

★ 小池さんは今も自民党の身分なので石原親子がうそつきです

★ 時代の変化に対応できない人達

★ この時期に、余計な事言わないほうがいいと思うが。
小池氏優勢と言われているのに、この発言はマイナスだろう。

★ 与党も、野党も国会議員になると、空気を読めなくなるのか。

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一般庶民の反応は、上記のコメントで大方言い尽くされていると思いますが、ここまでくると「自民党よ、驕るなかれ!」と言いたくなります。もう民進党(旧民主党)は二度と政権は取れそうもなく、現在自民党をおびやかす野党がまったく存在しません。ですから、また昔のような利権まみれ、汚職まみれの政権政党に堕落していく可能性があります。

というわけで、小池氏にはがんばってもらいたいです。自民党による事実上の一党独裁時代が今後も続いていったら、党内の改革も、反省も、できなくなり、国民の感覚からどんどんずれていってしまうかもしれません。

現安倍政権は国民の過半数に支持されて、比較的信頼感もありますが、次の総理大臣が誰になるかで、国の方向が微妙に違ってくることもあります。それが国民の意思に合致しなくても、今のままでは政権交代が起こる可能性は皆無ですから、どうしようもありません。最大野党の民進党は限りなく共産党に近づいているようですから、国民は不安でとても政権を託す気にはなれない。

そうなると、現実をしっかり見据えて、堅実な政策を提示して実行できる改革志向の保守新党が必要になってきます。現在、自民党以外の保守系政党(『こころ』など)はあまりに弱小で、とても自民党をおびやかす政党にはなり得ません。こうした政党が伸び悩むのは、やはり党首の知名度とカリスマ性が薄弱だからだと思います。

たとえ政権は取れなくても、自民党を過半数割れに追い込み、公明党に代わる連立政権を荷い得る新たな保守政党が誕生すれば、そこに緊張感も生まれ、政権党の堕落を食い止める役割も果たすことができるのではないでしょうか。

ですから、小池さんは知事選に勝っても、負けても、自民党を離党して、日本の将来のために、思い切って新党を結成してくれないかしら、と期待しています。大阪で『日本維新の会』が勢いをつけて風を起こせたのは、良くも悪くも橋下徹という強烈な個性とカリスマ性を備える人が党を率いたからでしょう。かつて細川護熙氏が興した『日本新党』もしかり。今は衰えましたが『みんなの党』の渡辺喜美さんもいいところまでいきましたよね。

小池さんは今回の知事選で、知名度、人気、そしてカリスマ性もあることを示していますから、保守新党を創って成功する可能性はかなりあるのではないでしょうか。もし除名もなく、自民党にとどまる決意をしたのなら、それはそれで仕方のないことですが。その場合は、他の有能な人の出現を待つしかありません。

とにかく、今の野党のように不明瞭、不統一で、現実離れした政策に固執していては、国民の信頼を得ることはできませんから、選挙で風を起こせるようなカリスマ党首が率いる、新しい保守政党の誕生を期待したいと思います。
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