2017年07月17日

安倍総理はどこで間違ったのか

相変わらずマスメディア(とくにテレビ)は性懲りもなく自分たちに都合のよい情報ばかりを流して、倒閣運動にいそしんでいます。京都産業大学の記者会見でも、「獣医学部の新設は来年4月の開学を条件にされたので、準備が間に合わず断念した」という発言を取り上げ、結果的に準備をだいぶ前からしていた加計学園が有利になった、やはり「加計学園ありき」だった、という印象操作を熱心に続けています。

他にも京産大側は「関西には他の大学に獣医系の学科があって不利だと思ったが、それだけで排除されたとは思っていない」とか、「恨み言をいう気はまったくない」とか発言していたでしょう。

それから、7月10日に開かれた加計学園の獣医学部新設計画をめぐる閉会中審査では、参考人二人のうち、前川喜平(前文科省次官)氏の発言ばかりを取り上げて、加戸守行(前愛媛県知事)氏の答弁にはまったく触れないという、あきれたえこ贔屓をしています。私は加戸氏の発言にとっても納得がいきましたから、全国民に聞かせるべきだと思いました。本当に、公平に報道してくださいよ、んったく、もう。


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加戸守行前愛媛県知事(左)と前川喜平前文部科学次官(右)

日本の将来のためには、各テレビ局の異常な偏向報道については、いま問題にして、罰金を伴う罰則を設けるなど、改善策を講じるべきでしょう。

しかし、今回、マスコミや野党をつけ上がらせ、国民の信を失う方向に誘導させてしまったのは、安倍総理自身にも責任があることは確かです。


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では、総理はどこで間違ったのか?
加計学園問題については「自分は指示していないし、まったく関与していない」という最初の言葉ですね。これをむきになって言えば言うほど、国民に「安倍さんは逃げている。なにか隠しているのではないか」という疑念を抱かせてしまったのです。

これが、もし小泉元総理だったら、どう答えたでしょうか。おそらく、

「そのとおり! 私が指示したのだ。なにが悪い。既得権をぶっ潰せ!」

とかなんとか、大いなる自信をもって叫んでいたのではないでしょうか。国民も、マスコミも、その自信に満ちた態度に気おされて、批判の矛先を鈍らせてしまったかもしれません。

でも、安倍さんは小泉元総理とは性格も、印象も違うし、いまさら開き直って言ったところで、もはや手遅れで、かえって状況を悪化させてしまうかもしれませんね。そんなわけで、教訓は、


疑惑をもたれたら、正面から向き合って、けっして「逃げた!」という印象を与えてはならない。

なにかに関与していようが、いまいが、真摯な態度で国民に向き合い、誠意をもって説明するしかありません。それでだめだったら、力量不足だったということ。解散して信を問うしかないでしょう。

今回の問題について、対策が後手後手に回ってしまった安倍政権ですが、この危機をどう乗り切っていくのか、今後も注目しております。

もうひとつ、それ以前の話ですが、安倍総理は重大な過ちを犯しています。それは、前回の総裁選で石破氏を支持した小池百合子議員を干してしまったこと。

第一次安倍内閣でも「お友達内閣」とか言われて、いろいろ揶揄されていましたが、なぜその教訓を学ばなかったのでしょう。私怨による人事はときに、自分の足元を揺るがす内紛を引き起こす火種にもなりかねません。また、党内の敵対者を閣内に取り込むこともひとつの危機管理術なら、石破氏の処遇についても考える必要があるでしょう。


そんな度量を持ってほしいものです。安倍さんは優れた政治家だとは思いますが、ちょっと臆病というか、気の小さいところがありますからね。もっとも、言われなくてもそんなことは百も承知で、いろいろお考えになっているのかもしれませんが。

でも、いまも小池さんが自民党に残っていたなら、人事の切り札のひとつに使えたでしょうに、もったいない。いまや小池氏率いる「都民ファーストの会」は自民党政権に対抗し得る一大勢力になりそうな情勢ですから、後悔先にたたず、です。最初に小池氏の人気と実力、彼女の政治的手腕を見誤ったことは、本当に残念なことでした。

しかし、日本のためにはそのほうが良かったとも思えます。民進党は近い将来、消えてなくなりそうですし、政権交代可能な新たな党の誕生は、『盛者必衰』の理(ことわり)の下、わが国の民主主義を正しい方向に導いてくれるでしょう。単なる楽観論ではありますが。

いずれにしても、国民に歓迎されそうな次の総理・総裁候補が党内にいないのですから。安倍さんには、もうひと踏ん張りしてもらわなければなりません。小泉進次郎議員は人気があるとはいえ、まだ若いですから、ずっと先の総裁候補でしょう。

敵は時の政権を倒すことだけを目的化しているような野党+メディア連合軍です。国民や国益のことなどまるで考えていやしない。安倍政権を倒したら大勝利、あとは野となれ、山となれ、の無責任集団に負けるようでは、安倍さん個人のみならず、自民党に明日はありません。

今回は(も?)すこし辛口になりましたが、まだ現政権に頑張ってほしいからこそなのです。もし小池都知事、またはその一派が国政に進出したら、その時は自民党の味方にはなれませんが(悪しからずご了承ください)、それまでは踏ん張って、日本国内に巣食う反日勢力には絶対に負けないでください。


posted by orion at 15:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治
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