2017年02月25日

『A LIFE 〜愛しき人〜』(TVドラマ)について(キムタクは役者で生き残れるか?)

木村拓哉主演のドラマは、さすがに昔ほどの勢いはなくなりましたが、若者のテレビばなれが進んでいると言われる現代にあって、『A LIFE 〜愛しき人〜』(TBS 日曜9時)はけっこう健闘しているのではないでしょうか。

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「愛しき人のかけがえのない命をめぐり、繰り広げられるヒューマンラブストーリー。10年ぶりに戻ってきた職人外科医、沖田。そこにはかつての恋人、因縁の幼なじみがいた」

[出演] 舞台は壇上記念病院
沖田一光:木村拓哉(外科医、シアトルから帰国)  
壇上深冬:竹内結子(沖田の昔の恋人、院長の娘)
壇上壮大:浅野忠信(深冬の夫、副院長。病院の経営方針をめぐって院長とは対立している)
榊原実梨:菜々緒(顧問弁護士、壮大の愛人)
井川颯太:松山ケンイチ(外科医、柴田に恋心を寄せる)
柴田由紀:木村文乃(優秀なオペ看護師)
羽村圭吾:及川光博(心臓血管外科部長)
壇上虎之介:榎本明(院長。病に倒れ、信頼を寄せる沖田を米国から呼び戻す)


先週19日放送の第6話では15.3%(関西地区 18.0%)、瞬間最高視聴率は20.9%を記録し、民放ドラマの視聴率では暫定1位となっているのだそうです。

ただ、キムタク自身については、相変わらず変化のない、飽きられている演技だと厳しい評価があり、また「いつもどおり、格好いいキムタクを見せたいだけ」と辛辣なコメントも見らます。

私はめずらしく第一話から見ているのですが、硬派なドラマで見ごたえがある代わりに、ほとんど遊びがないので「ドクターX]ほどの人気は得られないだろう、と思いました。

そのとおりで、毎回13〜15%前後というそこそこの視聴率になっています。普通ならこれで十分ですが、キムタク主演ですから「なんだ、低いじゃないか」と思われてしまうのですね。

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手術場面は緊張感があって良いのですが、ストーリーの運びに冗長なところがあり、もたつきが気になります。でもおちゃらけた遊びがないのを、外科医井川役の松山ケンイチさんが切れのいい演技で補っていますね。

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木村拓哉 松山ケンイチ 及川光博

鼻につく、と批判する人もいますが、私はいい味を出していると思います。木村さんにしても、「格好いいキムタク」でなんぼでしょう。あえてイメージを壊す必要はないんじゃないでしょうか。

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石原裕次郎とか、高倉健とか、三枚目路線では渥美清とか、主役を張る役者さんのイメージって、ある程度固定されてしまうものですよね。SMAPも解散してしまったことだし、キムタクも(『ヒーロー』を超えるような)半恒久的なヒットドラマに恵まれれば、今後は役者として、安定した地位を築けるのではないでしょうか。

『相棒』の杉下右京(主演:水谷豊)、『ドクターX』の大門未知子(主演:米倉涼子)など、やはり一話完結を売りにできること、メインのストーリーを織り込んで、それを何話にもわたって引き延ばさないこと。定番のヒット作にはそうした潔さも必要なのですよね。

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時代劇ならば『水戸黄門』が例に挙げられますが、マンネリ化は避けられないとしても、何十年も続けば大したものですよ。さて、今後キムタクは、そうした長期にわたってシリーズ化されるようなヒットドラマに出遭うことができるでしょうか。

とかく人気者は、やっかみも混じった批判にさらされやすいものです。SMAP解散をめぐっては、一人悪者扱いされてきた木村拓哉氏に多少同情していますので、奮起を促したいものです。もちろん他の4人のメンバーも、司会やバラエティなど、それぞれの得意分野で成功への道を切り開いていってほしいと願っています。

posted by orion at 16:18| Comment(0) | TrackBack(0) | テレビドラマ
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