2016年12月10日

西郷隆盛&石田三成の最近発見された肖像画はこんな感じ(「お宝ガレリア」から)

この間「お宝ガレリア」(NHK)で、西郷隆盛と石田三成の最近発見された肖像画を紹介していました。始めをちょっと見逃してしまいましたが、最初に登場した西郷さんの肖像画はこれです。

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床次正精画 1887年ごろ 

陸軍元帥の制服を着た西郷で、従来の西郷像とイメージはあまり変わらないようです。

次に紹介されたのがこれ。ボタンのついた白いシャツを着ているところなどは、和洋が混ざりあった実際的な感じがします。西郷と実際に会った人が描いたということで、日常のリラックスした姿ですね。

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服部英龍画 制作年不明 

髯が生えているとだいぶ印象が違ってきますが、太い眉と眼などに豪快なイメージが残っています。

最後になる3枚目はやはり実際に西郷を知っている人が描いた絵です。持ち主の話では、20年前に骨董店の片隅で新聞に包まれていたものを入手したといいます。

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平野五岳画 明治9年10月

平野は西郷と酒を酌み交わす仲だったそうで、豪快さが影をひそめた穏やかな雰囲気の西郷さんになっていますね。西郷の一族の話によると、学者肌で繊細な一面があったらしく、この絵はまさにそんな感じで、これまでのいかついイメージを覆しています。


次に1600年に関ヶ原の戦いで破れた石田三成ですが、彼の頭蓋骨の写真が存在していたとか!

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明治40年に大徳寺三玄院の墓所を改葬した際に、掘り出された遺骨を撮影していたのですね。三成の顔の特徴は女性的で、すこし出っ歯だったとか。

三成の次男・八郎の子孫が、肖像画をつくるために、科学警察研究所の元主任研究官に三成の顔の復元を依頼しました。それで、出来上がったのがこれ。

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法医学の専門家の指導をあおぎ、この復元された顔をもとにプロの日本画家に三成の肖像画を依頼しました。

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石田三成像 1980年完成。

領国で慕われていたという三成の柔和なイメージがよく表れていますね。

どちらも歴史的には敗者ですが、西郷はもちろん、三成も最近はゲームなどの影響で、人気上昇中なのだとか。私的には、大河ドラマ「真田丸」で三成を演じた山本耕史さんのイメージが強いです。脚本がそうなのか、冷たい感じに作りすぎて、残念な気がしました。もうちょっと人間的なやさしさを見せてやってもよかったかな。

以前にも話したと思いますが、本ブログ、今年中は本腰を入れることができません。あと何回更新できるかわかりませんが、来年から徐々に力を傾注していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
posted by orion at 15:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 歴史
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